群馬県片品村と国内大手の旅行会社JTBは観光や地域活性化に向けた地方創生の連携協定を締結しました。JTBが群馬県内の自治体と協定を締結するのは初めてだということです。
片品村商工会館で行われた連携協定調印式には、片品村とJTBの関係者合わせて9人が出席しました。協定は至仏山や日光白根山、尾瀬国立公園などを持つ片品村の魅力を強化しようとブランド力向上や国の内外からの観光客誘致の促進、それに先進的な観光づくりなど5項目に及びます。
式では片品村の梅澤志洋村長と、JTBの檜垣克己常務執行役員が協定書を取り交わしました。檜垣常務執行役員は、「観光に必要な自然や食など4つの要素が片品にはそろっている。長期的に寄り添っていきたい」と述べました。また、梅澤村長は「withコロナ・アフターコロナの時代を見据えて、プランを実行していければ」と、決意を新たにしました。
今後は協定に基づき、来年4月にJTBから観光開発に特化した人材を片品村に派遣するなど、連携して「魅力的な片品村作り」を進めることになります。